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やっと来ました。
しかも、またまた一声もかけず…。
窓から覗くと、おんちゃん二人が倒れている木をせっせと起こし
植え始めているではありませんか!?
「その木、大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫」
「1か月以上もそのままの状態で置かれてたんですよ!」
「えっ!」
「……………。」
どうもこのおんちゃん達は、ただ木を植えるように言われただけ。
1か月もこの状態と聞き超驚いていました。
しかもそのおんちゃんの一人は、その造園業者の社長のお父様…。
すっごく申し訳がり、お詫びにお父様の気持ちで木を買って植えてくれる
とのこと。
別にお詫びが欲しい訳ではなく、ただ社長さんにこの事を言って欲しいだけ。
それで社長さんがお詫びをしてくれるのなら受け入れます。
でもお父様はバランスがとれるようにと背の低い木を一本植えて行きました。
年老いたかわいそうなお父様に、かえって悪くなってしましました。